薩摩街道とは、肥後(熊本)と薩摩(鹿児島)を結ぶ街道のことで、豊臣秀吉や篤姫(あつひめ)なども通ったとされています。
そんな由緒ある薩摩街道を歩き、水俣・芦北地域の魅力を感じていただくことがこのウォークの目的です。
今回歩くのは、つなぎ文化センター(津奈木町)~エコパーク水俣(水俣市)までの約12キロ。
開会式の様子です。
天気が心配されましたが、この時は日が差していました。
コースを案内してくださる「薩摩街道ななうら案内人」の皆さんです。
「葦北(あしきた)鉄砲隊」の演舞も披露されました。
江戸時代に細川藩が葦北地方の防衛体制の一翼を担う軍事的な目的と、加藤家旧勢力の遺臣を権力機構に取り込み統治を安定させるため、地侍で鉄砲隊を組織したのが始まりです。
近くで見ると、迫力があります。
予想以上に大きい発砲音に驚いてしまいました。
いよいよスタートです。
「歌坂」の出口付近です。ここ歌坂は、豊臣秀吉ゆかりの地です。
徳富蘇峰(とくとみそほう)の発案によって建てられた「公徳碑(こうとくひ)」です。
左手の大きな石には、鬼の歯形がついています。
昔の人は、歩いて江戸まで行っていたのですね。整備されていない険しい道を・・・。
地元の方によるおもてなしとして、ぜんざいなどが振る舞われました。
ゴール地点のエコパーク水俣では、「みなまたローズフェスタ・秋」が開催されています。
エコばらちゃんも皆さんのお越しをお待ちしています!
今回紹介した「薩摩街道歴史ふれあいウォーク」は、12月5日(土)、6日(日)にも開催され、今回とは別のルートをお楽しみいただけます。
現在、参加者を募集中です。詳しくは、「薩摩街道歴史ふれあいウォーク」ホームページをご覧ください。(はぴねす)