真っ青な海と突き抜けるような青空・・・
春のうららかな陽気のなか、海岸線をさっそうと走るこの列車は「おれんじ食堂」。
熊本と鹿児島を結ぶ「肥薩おれんじ鉄道」が今春から新たに運行を始めた観光列車です♪
実はわたくし・・・“九州西海岸を眺めながら、ゆったりスローライフな旅”が楽しめるこの「おれんじ食堂」に取材で乗ってきちゃいました~(^o^)
皆さんにこの魅力をぜひ伝えたい!ということで、どどんと紹介させていただきます(^^)
熊本県八代市~鹿児島県川内市を結ぶ「おれんじ食堂」は、1日3便の運行です。
今回は、1号(新八代10時18分発、川内市13時33分着の約3時間のスローな旅)に密着取材してきました!
ホテルのロビーやカフェをイメージしたという車内はまるで『レストラン』!
この日の「おれんじ食堂1号」は、関西からツアーでお越しのお客さんで大賑わい!
皆さん、大阪や兵庫、京都から来られたそうで、この「おれんじ食堂」が一番楽しみだったとのこと。
“うれしいお言葉ありがとうございます!くまもとをたくさん楽しんで帰ってくださいね♪”
「では、出発進行~♪」
のどかな田園風景をコトコト。
この日は絶好のお天気で、とっても気持ちいい電車旅に(*^-^)
途中駅で部長と遭遇!!
「ぶちょ~!?・・・いつもお疲れさまですm(__)mこんなところで会えるとは(笑)」
くまモンファンの方なら、たまたまこの列車とすれ違ったらテンション上がるんじゃないでしょうか?
だからといって、思わずあっちの電車に乗り換えたりしないでくまさいね!
車内にあるオシャレなカウンターバーでは、沿線のかんきつ類を使ったしぼりたてのミックスジュースが飲み放題!
ちなみに「おれんじ食堂」の由来も、おれんじ鉄道の沿線地域で、たくさんのかんきつ類が獲れることから来ているんですよ(^^)
とにかく、しぼりたてはうまいので、乗った時は、飲みまくりましょう(笑)
さて、このおれんじ食堂、ちょっと変わった「おもてなし」が。
それが途中駅で開催されている「駅マルシェ」!沿線の特産品や加工品、お土産などが販売されるんです。列車に乗りっぱなしもいいですが、途中駅でこうやって下車して、その土地のモンを楽しめるのはいいですよね♪
ちなみに、ここ「佐敷駅」では、特製カレーパンが販売されてます。
ジャジャン♪これがその「特製カレーパン」!おいしそうでしょう(^^♪
「えっ?普通のカレーパンじゃん?」
いえいえ、このカレーパン、ただのカレーパンではありませんよ~!
特製カレーパンには、芦北(あしきた)地域を代表する特産品がぎゅっと詰まっているんです!
うまい肉として知る人ぞ知る「あしきた牛」、生でも食べられる「サラダ玉ねぎ(さらたまちゃん)」、そして最近芦北で開発された温泉塩(御立岬温泉の源泉から作られるレアもの)が使われているのがポイントです!
こちらのカレーパン、芦北にある「マリーンスポットM」の宮本さんが丹精込めて作ったできたての一品!「芦北の恵みをふんだんに使ったこのカレーパンを乗客の皆さんにおいしくいただいてほしい!」と熱く語ってらっしゃいました。
私もいただきましたが、ほんなこて、まうごつうまかです(^o^)
カレーパンの具材である肉の量が半端じゃありませんよ!
おいしいカレーパンに会話も弾みますね♪
でも、あまり食べ過ぎると・・・この後にくるメインの「昼御膳」 が入らなくなるのでご注意!
車窓から眺める、春の海。のどかですね♪ぼーっと乗っているだけでも癒されます。
しばらくして、水俣駅で下車。ここの「駅マルシェ」では何が!?
「スイーツのまち 水俣」では、「お菓子の詰め合わせ」でした♪
お土産にぴったりですね!
沿線各地には、オーシャンビューや田園風景、歴史スポットなど見どころがたくさん!
見どころ付近では、スピードを減速してくれるので、写真もバッチリ撮れますよ(^^)
「お父さん、いい写真撮れましたか~(^^♪」
そうこうしてると・・・キタ――――!!待ちに待ったお昼ごはん♪
おれんじ食堂1号のランチ、「昼御膳」です。
「ばっ!!たいぎゃ、豪華~(*_*)」
おれんじ食堂沿線7つの街から届けられた食材をふんだんに使った昼御膳。
不知火海で獲れた「足赤エビ」や「あしきた牛」、鹿児島の黒豚など、どれも超豪華!
オーシャンビューと一緒に味わって・・・最高のぜいたくですね♪
カウンターバーには、焼酎やワインもあります。
春のうららかな陽気の中、豪華な昼御膳をつつきながら、赤ワインを味わう・・・たまりませんね(^_^;)
皆さん、今くまもとで大注目の観光列車「おれんじ食堂」いかがですか?
友達とワイワイやるもよし、家族サービスもよし、一人で乗ってひたすら写真撮影に徹するもよし、楽しみ方は無限にあります!
どこか懐かしい日本の田園風景を見てると、ほっこりしますよ♪(みのはらみ)