こんにちは!Bナスです。秋の行楽シーズンの到来ですね!時折やってくる台風にヒヤヒヤしながらも、せっかくのよい季節ですので、あちこちにお出かけしたいものですよね。
ということで、先日、人吉に親子三世代で1泊2日の家族旅行に行ってきました。その様子をダイジェストでリポートします。(一部、今年春の人吉リポートと内容が重なりますがご容赦くださいね。)
まず、人吉に到着後、体験したのは・・・人吉観光の超定番、くま川下りでございます。「渡発船場」から90分の急流コースにしゅっぱ~~~つ!
さすが、急流コース。スリリングな”瀬”が次々にやってきて、水をかぶる度に船内は「キャ~~!」と盛り上がります。
「ヒョーーーーーーーーー!」
という聞き慣れたような聞き慣れないような音が・・・・・・と同時に、なんか臭う!!
と思ったら、左岸のはるか上の方を、SL人吉が駆け抜けて行きました。おお~~、予想だにしていなかった登場だったためか、なんだか妙に感動!
そろそろ、90分の船旅も終わりに近づいてまいりました。
球泉洞下着船場に到着です。のんびり平和な時間と、時折やってくるスリリングな見せ場がよい具合に調和した、あっという間の90分間でした。
さて、次はお楽しみのランチタイム。
お気に入りのこちらのお店にやってきました。人吉のお母さん達が、地元の食材にこだわってつくる郷土料理です。味付けもちょうどよく、野菜中心のヘルシーメニューで、ぺろりとたいらげてしまいました。
さて、本日お世話になるお宿はこちら。
建物が国登録有形文化財にも指定されている老舗旅館です。
夜の中庭です。庭も建物も手入れが行き届いていて、古いことは、マイナスではなく、むしろ素晴らしい財産なんだと思わせてくれるお宿でした。
こちらは夕食で出てきた鮎のお刺身。鮎のお刺身なんて初めてでしたが、新鮮で歯ごたえがあって、まさに絶品でした!これはなかなか他では食べられません。
管内のあちこちにレトロなおもちゃなどが飾られています。
とても精巧につくられていて、見てるだけで楽しくなります!これも日本の歴史的財産ですね。
さて、翌日、向かったのは人吉駅です。毎時ちょうどに音楽とダンスを繰り広げる、駅前のからくり時計がとってもキュートなのです。
さて、乗り込んだのはくま川鉄道の「田園シンフォニー」です。
台風の影響で、遠方からの団体さんがキャンセルになったとのことで、ぜいたくに車内のあちこちで過ごすことができました。
人吉・球磨地方の郷土玩具のディスプレイです。電車の中とは思えませんよね。
先頭車両には子供用のこんな素敵な席が!森のトンネルを抜ける様子が手に取るようにわかります。
森を抜けると、球磨川と川辺川の合流地点にかかった鉄橋を渡ります。この景色は、この鉄橋からしか見ることができないそうですよ。
車内販売で購入した「とろとろ生プリン」。その名のとおり、とろとろで濃厚で、おいし~~!
停車中にはこんなサービスも!
男の子、女の子、それぞれにかっこいい衣装があって、運転席で記念撮影ができるのです。はい、ポーズ!
数々のおもてなしによって、これまたあっという間の楽しい乗車となりました。
そしてそして、この日は、思いがけず、こちらの列車にも乗車することができました!!
ジャジャ~~~~ン!昨日、船から眺めたSL人吉! 駅で、「SL人吉空席あり」の表示を目にして、急遽乗ることにしたのです。内部はこちら。私も今回が初乗車です。
「田園シンフォニー」も「SL人吉」も、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんのデザインですが、雰囲気は全く違います。 こちらは、まるで「銀河鉄道999」みたいなレトロなデザインです。
いざ、しゅっぱ~~~~~つ進行!
ブオッホッ!ブオッホッ!・・・と咳き込んでしまいそうな車窓の風景。外が煙で見えません!おおお、これもSLならでは!なんだか、そんな小さな発見が楽しいのです。
昨日、SL人吉を眺めながら船で下ったくま川を、まさか翌日に、SL人吉から眺めることになろうとは!こんな臨機応変な旅って素敵ですよね。
さっき田園シンフォニーでもデザートを食べたようなかすかな記憶がありますが、SL人吉でもやっぱりこんなものを食べてしまいました。
球磨焼酎を使った「焼酎アイス」に挑戦してみました。こちらは、シャーベットのようなさっぱりとした仕上がりで、焼酎の味と香りが結構しっかり感じられるツウ好みなアイスでした。球磨焼酎がお好きな方にはイチオシのスイーツです。
この後、八代駅で下車して、日奈久温泉に入り、日奈久ちくわを購入して帰路についたのでした。こちらはよい写真が撮れなかったので、日奈久についてはまた別の機会に紹介させていただきますね。
船に列車にと、人吉ならではの個性的な”乗り物”達を堪能し、三世代みんなが大満足の旅行となりました。
さて、次はどこに行こうかな~~・・・
(Bナス)