八代市の名物パン「シュードーナツ」。シュークリームの皮をまとったカスタードや生クリームたっぷりのドーナツのようなものを想像しがちですが、正体はコレ↓。
キャベツとひき肉を炒めて塩コショウで味を付けた具材が詰まったお惣菜パン。
大正時代から八代で愛され続けてきたロングセラー。
飽きのこない懐かしい味で、塩コショウの塩梅が絶妙で、キャベツの甘みを楽しめます。
それもそのはず、
キャベツの水分や甘味は、時季によってちがうので、季節のキャベツに
応じて、塩加減を調整してあるのだそう。
1個食べ終わった後にまた食べたくなる、舌をとりこにする味。
なぜ、「シュードーナツ」というネーミングが付いたかというと、
フランス語でキャベツのことを“シュー”というので、キャベツパンではなく、シュードーナツという
ハイカラな名前になったとか。
まだ、シュークリームが日本になかったころに誕生した「シュードーナツ」。
ぜひ、八代に食べに行ってみませんか?
(ごはんつぶ)