2015年9月28日月曜日

はっ県!くまモンラボ~夏目漱石の原点は熊本にあるモン!~

「はっ県!くまモンラボ」の取材に行ってきました。
今回のテーマは、文豪・夏目漱石(なつめ そうせき)ということで、漱石と熊本の関係を明らかにしていきます。
まずは、熊本大学の構内にある五高記念館の前で。
漱石は、旧制第五高等学校(熊本大学の前身)で教鞭をとっていました。
ということで、所長は五高の制服姿でお仕事です。
ここ五高記念館には、漱石に関する資料が展示されています。
漱石が出題した英語試験問題などを見ることができます。
復原教室もあります。
小さくなって通ります。よいしょ、よいしょ。
何か考え事でしょうか。
帽子に五高マークが。

 次は、漱石が住んでいた、内坪井旧居(熊本市)へ。

漱石は、熊本にいた4年3カ月の間に、6回も転居しています。
この内坪井旧居は、第5の家です。
漱石の手が動きます。

そして、熊本と漱石と言えば、小説「草枕」。
「草枕」は、玉名市天水(てんすい)町にある小天(おあま)温泉への旅をモチーフに生まれました。
写真は、峠の茶屋公園の最上段に建つ復元された茶屋です。
「草枕」には峠の茶屋が登場しますが、ここ「鳥越(とりごえ)の峠」と「野出(のいで)の峠」のどちらかの茶屋が舞台と言われています。


玉名市天水町には、漱石が宿泊した前田家別邸が残っています。
その管理をしている草枕交流館には、前田家に関する貴重な資料が展示してあります。

来年度は、 漱石が誕生して150年、熊本に来て120年という記念すべき年です。
これから、様々なイベントを実施していく予定ですのでお楽しみに!
今回の撮影内容は、9月30日(水)午後7時50分からRKK熊本放送にて、放送されます。
県外の方は、後日、「Movie!くまもと」でご覧いただけます。(はぴねす)