2012年5月25日金曜日

鞠智城の八角形鼓楼に登ってきました


「鞠智城(きくちじょう)」は7世紀後半、大和朝廷によって築かれた山城です。
今は「歴史公園鞠智城」として整備され、復元建物や古代の歴史を展示する資料館などが並んでいます。

その鞠智城のシンボル「八角形鼓楼」が、GW中期間限定で内部に入れるというので、行ってきました。

案内人のおじさんが入り口を指していますが、ここからは1階部分にしか入れません。
2階以上へは後ろに見える仮設階段を上ります。
しかも3階へははしごで・・・  けっこうスリルあり。

最上階に上るとこんな景色が。

公園一帯はのんびり散策できるようになっています
熊本と大分にまたがる八方ケ岳(遠足でよく登ったな)
今は静かな田舎ですが、1300年前は唐・新羅の連合軍に大敗した朝廷が日本への侵攻に備えて築いた重要施設の一つで、各地から集められた防人が暮らしていたんですよね。
古代のロマンを感じます・・・



歴史つながりでもう一つ。


GWにはくまモンも訪れた同じく菊鹿町の「あんずの丘公園」。

去年ここに隈部親永(くまべちかなが)公の銅像が建ちました。


この方、16世紀後半に山鹿・菊池地方を治めた武人で、肥後国衆一揆の中心人物だそうです。

菊鹿町には今も隈部姓の方々がいらっしゃいますが、ご子孫なのでしょうか?

今はコンビニもない“自然休養村”菊鹿町ですが、歴史的に注目を集めた時期もあったんですね。
出身者としては感慨深いです。(あんず2号)