2013年9月2日月曜日

世界農業遺産に認定された阿蘇・・・やっぱり阿蘇の農業はすごかった!

「みんな~今日もよろしくま~☆」

「あっ部長!今日もよろしくまです!晴れてよかったですね~」

台風接近前の雨の予報をくつがえし、ご覧の天気!

さすが平成の晴れ男、「くまモン」(^O^)


今日は県政テレビの取材で、阿蘇へやって来た部長。

今回のテーマはずばり、「世界農業遺産に認定された阿蘇の魅力」について。

農業とくれば・・・そう!「農夫モン」でしょう(^^)/

早速お姉さんが、麦わらをセッティンぐま~☆


撮影前に、農家の子どもさんから何と部長にトマトの差し入れ!

「く~まモン、トマトあげる~♪」

「ばっ!こぎゃんもらってよかとかモン?サンくま~☆」


せっかくだから一緒に写真撮影♪パシャリ。

では、取材スタート!って・・・

「部長、早くこっちきてはいよ!なんか畑で・・・きばっているように見えるばい(^_^;)」


さあ!気を取り直して、取材スタート♪

「これ全部ボクのだモーーーン☆晩御飯のおかずだモーーーン!」

「おーい・・・セリフ違うど?部長・・・ちゃんとしてくまさい(>_<)」

改め・・・「阿蘇は農産物の宝庫だモーーーン☆」


太陽の光を浴びて、キラキラ輝く阿蘇の野菜たち。

阿蘇はもともと火山灰土壌なので、もともと野菜の生産にはあまり向かない土壌なのですが、それにもかかわらず、こんなにたくさんの野菜がとれるんですよ(^^)/

なんでそんなに阿蘇では農産物がとれるのかといえば、それは「阿蘇の草原」のおかげ。

千年以上も昔から、阿蘇の農家さんが、「野焼き」や「あか牛の放牧」「採草」などにより、草原を守ってきました。
農家の皆さんは、草原の草を使った肥料や、放牧しているあか牛の糞を使った肥料などで、土壌の地力を高めてきたのだそうです。

農業の一環として、野焼きやあか牛の放牧をすることで草原を守る、そしてその草原の草を使って野草堆肥を作ったりして農作物を育てる・・・阿蘇の農業は草原とともに歩んでいるのですね!

「さっきからよだれが止まらんモン・・・」

部長も阿蘇のお野菜には目がない様子です(笑)

「部長、そら持って帰ったらでけん(ダメ)ですばい」

阿蘇のお野菜たちを撮影したあと向かったのは、阿蘇の牧野!

見てください!たいぎゃな数の「あか牛」たち!

牧野は一般人立ち入り禁止なので、こういう機会はめったにありません(^^)

「んもぉ~♪」

餌がもらえると思って近寄ってきました(^^)

あか牛は、くまもと(特に阿蘇)を代表する特産牛。このあか牛は春から秋にかけて、阿蘇の牧野に放牧され、栄養たっぷりの阿蘇の野草を食べて育ちます。(草原の草は、あか牛の餌としても役立っているんですよ)

阿蘇の草原は、あか牛の餌であったり、農産物の肥料だったり、いろんなかたちで草資源として活用されているんです(^O^)

この草原が自然に出来上がったものと思っている方も多いようですが、実は全然違うんです。

人の手で千年以上も草原を守り続けてきたのです。それはほかならぬ阿蘇の農業を維持するため。阿蘇の農業が草原なくして成り立たないといわれるゆえんです。

草原でもくもくと草を食むあか牛たち・・・阿蘇を代表する光景ですね。

あれ?ところで、部長はどこ行ったんだろう?

「モーーーーーン!!!」

「部長おったーo(゚∀゚o)部長、くまなんですから、あか牛が怖がりますってー!!」

「モーーーーーン!!!」

さらに、うしを追うくま・・・

あか牛たちには、くまモンはどう映っているのでしょうね(笑)


どてっ!!

「あっ!やっぱりコケた(笑)」

「部長!あんまりすると牛さんが怖がるからその辺にしてくまさい!」

「モ~ン・・・・・」

「でも、この牛くんとはラブラブだモン☆」

「おっ!部長~すてきなショットですよ~♪」






「部長~そろそろ帰りますよ~!!」

「阿蘇の風景は和むモン☆」

終わってみれば、この天気!

「部長、今日もいい画が撮れましたよ~♪おつくまでした~」

ということで皆さん、今回は阿蘇の魅力をどどんと紹介しました。

今回の取材は、9月26日(木)KABで18時54分から放送!県外の方はしばらくしてから、「MOVIE!くまもと」でご覧になれますよ。(みのはらみ)