さて最近、取材やレジャーで立て続けに山鹿、菊池方面を訪れる機会に恵まれましたので、見所をまとめてレポートしたいと思います。
取材で訪れたのは、菊池、山鹿の歴史的スポットの数々。雲のかけらも見あたらない、見渡す限りの青空の元、まず訪れたのは、鞠智城です。
古代のロマンに思いを馳せながら公園内をお散歩。敷地の最も奥には360度の大パノラマを楽しめる展望所があります。これだけ四方を遠くまで見渡せる好立地だからこそ、古代の国防の要所だった鞠智城が建立されたのだろうと肌で感じることができます。
次のスポットへ向かう途中のメロンドームでちょっと小休止。
このメロンドームで飲んだ(食べた!?)メロンジュースです。値段は500円ですが、それ以上の価値あり!目の前で生のメロンをざくざく切って、凍らせたメロンもこれまたざくざく切って、ジューサーでつぶして出してくれます。水も入っていない正真正銘のメロン果汁と果肉100%。ジュースなのにお腹いっぱいになりました。ぜひぜひご賞味あれ~。
さて、次に訪れたのは山鹿市三玉地区にある「不動岩」です。はるか遠くからも臨むことができる巨岩で、その直下から見上げた姿は圧巻です。平安時代、山伏たちがこの岩のまわりで修行をしていたとのこと。
なんとこの不動岩、てっぺんまで昇ることができるんですよ。駐車場から約20分、山道をのぼっていくと頂上に到着です。こちらも絶景!
絶景を楽しんだあとは、山鹿の豊前街道にあるカフェでランチタイムです。
築250年の蔵を利用した趣のあるカフェです。店内にはゆったりとした時が流れていました。
(肝心な料理の写真を取り忘れてしまいました・・・)
さて、次は取材を離れて、子連れ旅にオススメの山鹿の家族風呂を紹介しちゃいます。
山鹿市街地から少々離れたところにある露天の家族湯専門のこの温泉。すべり台で遊べる子どもに大人気のお風呂が2種類あるんです。
他にも、洞窟風呂や岩風呂、ハート形のお風呂まで、いろんなお風呂が楽しめます。お湯はしっとりと肌にまとわりついて、とってもいい感じです。
次は、県北らしいちょっと珍しい遊具のある公園をご紹介します。
県立装飾古墳館の前にある公園。よく見かける遊具の前に、あまり見かけない遊具がズラリ・・・。はにわで遊べる公園って、なかなか貴重ではないでしょうか??
もちろん、本体の県立装飾古墳館も見応え十分。熊本各地に点在する色鮮やかな装飾古墳。全国の装飾古墳の大部分が熊本にあり、その中でも県北地域に集中しているんですよ。内部の様子はなかなか見れませんが、装飾古墳館では、装飾古墳内部を忠実に再現した展示をまとめて見ることができます。
ちなみに、こちらは山鹿市にあるチブサン古墳です。
写真は古墳の前にあるレプリカですが、この奥に本物の古墳があって、山鹿市立博物館の方の案内で、毎日10時と14時に内部を見学することができます。本物をみた時には、この色鮮やかな絵が、千数百年も前に描かれ、今でもその彩色が褪せずに現存していることに、何とも言えない感動を覚えました。
装飾古墳館では、なかなかいつもは見ることのできない本物の古墳内部の一斉公開も行っています。バスツアーもありますよ。
秋の行楽シーズン、県北へ太古の歴史を感じる旅に出かけてみませんか?
(Bナス)