2013年9月9日月曜日

日本の紅茶発祥の地は、山鹿(やまが)!?~やまがの紅茶物語~


「読書(絵本だけど・・・)しながらの紅茶・・・とっても贅沢だモン☆」

「あら、部長?そらどこの紅茶ば飲みよっとですか?」


「コレだモン☆とってもまろやかだモン!」

「ばっ!こら、“やまが復刻紅茶”じゃなかですか~(^^)」

さすが部長~お目が高い!

さて、皆さんの中には、この紅茶初めて見た!っていう方も多いかと思います。

なので、今回は、やまがの紅茶をちょっとご紹介しますね。

山鹿といえば、ここ岳間(たけま)地域は県内有数のお茶の産地。

江戸時代、あまりのうまさから、「岳間茶」は肥後のお殿様の献上茶にもなっていたほど。
年貢米の代わりに、このお茶を納めていたんだとか!

そんなお茶どころの山鹿地域ですが、ここに意外な歴史が隠されていました!


実は、ここ山鹿地域は、「政府が日本で初めての紅茶伝習所を設置したところ」だったのです!

政府は、良質なお茶がとれるここ山鹿で、紅茶を製造。輸出による富国を目指し、一時期は、「肥後紅茶」として、本場・イギリスやロシアなどへ本格的に輸出していたのだそう。

本場イギリスへ輸出するってすごいですね~(*_*)

ただ、日露戦争を機に、この「やまがの紅茶」は、昭和35年以降は途絶えてしまっていたのです。


そんなやまがの紅茶が、平成20年に復刻!

「藤本製茶」の藤本さんが、平成15年から復刻に取り組み、5年の歳月を経て、今によみがえりました!

これがそのやまがの紅茶の葉っぱです。

やまがの紅茶に使われるお茶は、たっぷりと太陽の光を受けて、無農薬で育てられます。 


藤本さんいわく、「最初はやはりストレートで味わってください」とのこと。

私もいただきましたが、本当にまろやかですっと飲めるおいしさです!

山鹿市中心部にあるいくつかのお店では、この「やまがの紅茶」を提供しています。

くまモンが優雅に飲んでいた紅茶もこのお店のものです。

やまがの紅茶について、もっとくましく知りたい人は、ぜひ最新の「MOVIE!くまもと」をチェックしてみてください。

動画で見ると、もっとやまがの紅茶のことが分かりますよ~♪(みのはらみ)
http://www.youtube.com/watch?v=kGBwKbmlBHQ