2014年1月16日木曜日
「塩」なのに甘い!?「塩トマト」っていったい?
皆さん、「塩トマト」って聞いたことがありますか?
めちゃくちゃしょっぱいトマトのように聞こえますが、ところがどっこい、普通のトマトよりもかなり甘いというサプライズなトマトなんです(^O^)
普通のトマトが糖度5度くらいなんですが、塩トマトはなんと8度以上!
中には糖度が10度(普通のトマトの2倍甘い!!)のものもあるんですよ~(*_*)
ちなみに、糖度・10度以上の塩トマトは「ロイヤルセレブ」という名前で、東京や大阪に出荷され、高級トマトとして人気を呼んでいます♪
先日、その「塩トマト」を取材しに、県南・八代(やつしろ)地域へ行ってきましたので、ちょっとだけ紹介しますね☆
塩トマトは、県南・八代地域の八代海沿岸の干拓地に建つハウスで生産されています。
干拓地だから、その土壌には結構塩分が含まれています。普通、土壌に塩分があると、野菜はしっかり育ちません(いわゆる“塩害”ですモンね)。
トマトも例外ではありません。土壌に塩分があるので、トマトがうまく水分を吸収することができないのです。
その結果どうなるかというと・・・トマトは大きくなりません・・・
「ダメじゃないか!」との声が聞こえてきそうですが、実はこれが「トマトがとっても甘くなる秘訣」なんです!
過酷な環境に置かれ、水分吸収が抑えられるおかげで、うまみが凝縮され、普通のトマトでは考えられない甘さになるんです(^^)
塩トマトを作ってらっしゃる垣下さん(^^)
この塩トマト、小さくて規格外、そして実がつまっていて歯ごたえがあることから「石トマト」といって、商品にはならなかったそうです。
しかし、普通のトマトよりも甘くてうま味があるということから、20年くらい前から「塩トマト」として少しずつ出荷するようになったとか。今では全国に出荷するようになり、贈答用の高級トマトとして人気を博するようになっています!
摘みたての塩トマト~♪
「いっちょ食べてみらんね?(一つ食べてみたら?)」と垣下さん。
「ばっ!よかっですか~(^^)。じゃあ遠慮なく♪」(実は期待してました(笑))
小ぶりの塩トマトを丸ごとがぶっと、ひとかじり・・・
「甘っ!!うまっ!!」
最初はちょっぴりトマトの酸味が口に広がりますが、食べ続けると、とにかく甘い、そしてトマトのうまみが強い!トマトというよりは、果物のような感じです、本当に。
これは、食べたことがない方にはぜひ食べてほしいトマトですよ。
くまもと・八代へお越しの際は、塩トマトをぜひ♪
「八代よかとこ物産館」などで手に入りますよ。
http://www.kininaru-k.jp/2013/know/140116.html
塩トマトではありませんが、「トマトラーメン」を食べて帰りました☆
トマトが3~5個入っているので、見た感じでも分かると思うのですが、とにかく「トマト」です(笑)
トマト好きにはたまらないと思いますよ♪
食べ方もちゃんとあります(^^)
最後は残ったスープにご飯を入れて、リゾット風に♪
しかし、トマトづくしの一日でした。(みのはらみ)