2014年1月20日月曜日

ほっぺが落ちること必至!天草・五和町の芹生柿はいかが☆







「皆さん、この干し柿、たいぎゃ(かなり)きれいかでしょう~(^^)」

干し柿らしからぬ光景に、一瞬、柿って分からなかった人も多いのではないでしょうか!?

ハウス内に整然と吊るされた美しい色づきの干し柿たち。
最近、各種メディアでも紹介され、人気を呼んでいる熊本県天草市五和町の特産品「芹生(せりう)柿」(干し柿)です。(ここ最近、よくテレビで見かけますね~)


「芹生柿」の干し柿作りを一手に引き受ける、松村一比孝(かずひこ)さん

自宅できれいに皮をむきあげ、一つ一つ丁寧に干していきます(^^)

今年は、去年よりも多い約1,000個(!)を1月中旬から出荷する予定だとか。

すべて一人で作業をされるというから驚きです(*_*)


「柿のアップ~!きれいかでしょう~(*^_^*)」

こちらの芹生柿、ちまたでは、「まぼろしの芹生柿」ともいわれる非常に希少価値の高いものなんですよ。

実はこの芹生柿、平成5年、天草市五和町手野(ての)地区の民家の庭先に、自然変異により突然1本だけ生まれたもの

直径10センチ以上もある巨大渋柿に出合った松村さん。
干し柿にすると糖度は「30度以上!(相当甘いですよ~)」、350~650グラムもの大きさで食感も良いことから、何とかこの芹生柿を地域活性化と高齢者の地域ビジネスに活用したいと孤軍奮闘!
1本の芹生柿を接ぎ木、接ぎ木しながら、今や700本近くにも増やしたそうです!
 (柿の木の管理は地域住民の皆さんと協力しながらやってらっしゃいます)

収穫前の「芹生柿」を写真で見せてもらいました☆

「でかい!! 」





「最大級!650グラムて(*_*)」

大きさも重さも柿とは思えません!


先ほどのハウスで、約45日間、干したのち、「芹生のべっぴんさん」として出荷されます!

気になるお値段ですが、大きいものでは1個約1,050円(*_*)
高級干し柿として、東京・大阪方面へ出荷しています。

結構なお値段ですが、現在予約が殺到しているそうです!
希少価値、そしてその味を考えればうなずけるお値段ということなんでしょうね(^^)


「去年のやつば食べてみらんね、ほっ!」と松村さん。

「ばっ!!いいんですか~?」

1個1,050円の「芹生柿」、少しいただいちゃいました♪

味を確認するのも立派な取材ですモンね(笑)

しかし、1年近く前の柿なのに、この断面のとろけるジューシー感は何なんでしょう!!

ますますお味が気になります。

早速一口食べてみると・・・・「あっま~い!そしてトロットロ~(*´∀`*)」

「糖度30度」はだてではありません!上品な程よい甘さと羊羹のような柔らかい食感に、これまでの干し柿の概念を覆されました(*_*)

お酒(ブランデー)とかの高級おつまみとしても最高に合うのではないかと♪













柿がお好きな友人、知人等のお土産にも最適ですね☆

とても喜ばれると思いますよ~。

「私にも誰かくれんかな~(笑)」(みのはらみ)

(取材先:手野風蔵=0969(34)0047)